ドローンの飛行ライセンスは、民間のスクールで国土交通省認定の資格を取得することができますね。
講習の内容は、一般的に座学と実践飛行です。
じつは、その講習でのドローンの飛行時間は多くても7時間程度だそう。
前回の記事でも紹介したように、2022年12月から、国家資格も導入される予定ではあり、その講習のなかでも実践飛行はありますが、技術を身につけるには操縦時間が十分とは言えません。
そんな背景から、浪工学園という高等学校の運営をおこなっている学校法人が、企業と連携して、ドローン専門学校の設立に向け動いていることがわかりました。
学校法人浪工学園は、工業技術系（機械工学科、電子機械工学科、電気工学科、コミュニケーションシステム工学科）の４工学科と普通科（アドバンス、キャリアコース）・国際科（スポーツコース）をもつ総合学園です。また、JUIDA高校初の認定スクールとして、「星翔高等学校ドローンスクール」を開校し、在学中にドローン操縦に関する資格取得が可能となっています。
なお、ドローンの学科・コースの運用はすでにありますが、専門の学校としてドローンの分野が設立されるのは、日本初です！
開校は2023年4月を予定しているそう。
こちらは設立準備中の専門学校のロゴイメージですね！
民間のスクールでは資格の取得や基本的な操縦の習得を目的とするもので、専門学校では即戦力となる人材を育成することが目的です。レベル4相当の飛行が可能な人材や、機械の点検・メンテナンスができる人材の育成が目的です。
例えば、公共事業の点検現場などでドローンがよく活躍しますが、その際に国産のドローンの操縦ができるパイロットの需要が高まっているそうです。
そのことから、国産機に特化した授業カリキュラムを用意し、連携する企業も国産ドローンに携わる企業と連携をしているとのこと。
この専門学校設立は大阪を起点に、どんどん輪を広げていくそうです。
若い世代の人材育成も大切ですが、ドローンに興味を持った若者がチャレンジできる環境があることが素晴らしいですね！
引用サイト：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000057522.html
