今年の9月以降から12月にかけて、ドローン基盤システムが新しく移行されていくことが発表されています。
目次
ドローン基盤システムとは
航空法違反時や事故の発生時に確実に所有者を把握し、原因の究明や安全確保のための措置を講じるために、登録制度を創設することに。
その登録制度を運用するシステムとして、令和3年の12月からドローン基盤情報システムが運用されています。
ドローン基盤システムの役目
オンラインで「登録申請」、「本人確認」、「手数料納付」を行うことができるので、利用者の申請手続きの負荷を軽減させることができます。
- 24時間365日オンラインでの申請が可能。
- マイナンバーカードを利用した本人確認を実施。
- インターネットバンキングからの手数料納付が可能。
- 多言語対応。スマートフォンからの申請も可能。
このドローン基盤システムが新しくなります!
今年12月の技能認証や機体認証などの新制度開始に向けて、「ドローン基盤システム2.0」のシステム移行が開始されています。
「ドローン基盤システム2.0」でできること
全ての申請を1アカウントで完結
これまで各システムごとにID/パスワードが異なっていましたが、新システムでは登録システムのID/パスワードで各種申請を行うことができます。
ページの入り口を1つにまとめる
これまではシステム毎に入口が異なりわかりづらかったのですが、新システムでは「ワンストップポータブル」から全ての申請ページに飛ぶことができます。
移行のスケジュール
12月5日以降は全ての移行されている想定です。
11には飛行許可承認システムと飛行計画通報が並行で運用開始されます。
飛行許可承認
12月5日以降に飛行開始予定の場合、DIPS2.0での申請が必要です。
機体登録時に取得したID/パスワードにて、飛行申請の提出が必要です。これまで使用していたIDに紐づく申請情報は引き継ぐことができません。
飛行計画通報
飛行日が12月5日移行の飛行計画は、DIPS2.0での通報が必要になります。
FISSで通報していた場合は、飛行計画が無効になります。