一般社団法人日本ドロ-ン活用推進機構は2022年10月26日(水)、午前10時よりむつ市関根橋地区で、むつ市経済部農林水産業振興課畜産鳥獣グル-プ主事川上様(むつ市役所)はじめ、サルの追い払いの専門家1名、一般社団法人日本ドロ-ン活用推進機構事務局職員3名(ドローンパイロット:舘輝彦、補助者:十枝内一希、撮影者:青木慶夫)でドロ-ンによるサルの追い払いに係る効果検証を行いました。
今回の飛行実験ですが、サルに装着している発信器を探知する機械でサルの居場所を確認し、関根橋地区周辺からドロ-ンを高さ30メ-トルに上昇し飛行しました。今回の場所はGPSの反応が強く、現場に到着した時点で10匹以上のサルを発見いたしました。
今まではサルと遭遇した場合はサルが素早く森へ逃げていたのですが、今回は人がいてもサルが逃げることもない状態でした。今回は3種類の音(鷹の鳴き声・犬の鳴き声・爆発音)を流しながらドロ-ンを飛行し、最初は鷹の鳴き声を流しながら飛行しましたが反応せず、犬の鳴き声を流しながら飛行したところ、集団でサルが森の方へ逃げました。
爆発音も試しましたら、犬の鳴き声同様効果がありました。今年度は今回が最後ですが、これからはもっとドロ-ンを活用した追い払いを改善していきたいと思います。
日時:2022年10月26日(水) 10:00 ~
場所:むつ市関根橋地区
内容:第10回ドロ-ンによるサルの追い払いに係る効果検証