水管橋の点検にドローンを使用!広がるドローンの活躍の場面!

ドローンは空撮だけでなく農薬の散布や人間では確認が難しいところの点検など、様々な分野で活躍しています。
今日では農業でITの分野を活かす、スマート農業が盛り上がりを見せています。
稲作の時期なると田んぼの上を飛行しているドローンを見かけるようにもなりました。農業の分野では、だいぶ認知・浸透されている感覚ですね。

しかし、インフラ整備や建造物の点検などそういった分野では、どのように活躍しているかご存じない方もいるのではないでしょうか。そこで、今回はとても良い事例を見つけましたので、ご紹介します!

目次

・楽天グループ株式会社と仙台市水道支局が、ドローンを用いて水管橋点検調査の実証実験を実施

水管橋点検とは、河川などを横断する水管橋が、壊れていたり漏水していないかを調査することです。
また、橋に付属している設備の状況などの点検も行い、必要に応じて修理を実施することもあります。

ちなみに、水管橋とはこういうもの。これを人の手で地道に点検していくのは大変ですね。


以前からこの点検作業にはドローンを活用していました。が、今回は楽天と仙台市で協定を結び「面白いことをやっている!」と思いましたので、ご紹介します。

この実証実験は、2022年の9月に実施されました。
楽天がドローンを運用して、搭載されたカメラで水管橋の配管部や吊り剤の構造部を撮影。
その撮影した画像や映像を確認して、損傷があるかなど状態の確認を行います。またドローンの赤外線撮影により、漏水している部分も確認できるのだとか。

これまで仙台市水道局は、職員が目視中心で点検作業を実施していました。それをドローンに代用してもらうことで、安全性の確保だけでなく点検時間の短縮などが期待できます。それだけでなく、やはり職員では確認が難しい部分をドローンだと飛行して確認することができることが強みですね。

今後も楽天と仙台市水道局は、ドローンなどの新しい技術を活用し、地域社会の発展やインフラの整備・維持に貢献していくとのこと。

今回の事例で大きな企業もドローンを使った、DX化に取り組んでいることがわかりました!
橋の耐久年数は50年と言います。昭和末期に高度経済成長期により、橋の建設ラッシュがありました。そろそろ橋だけでなく建造物の老朽化が進む頃だそう。日々の点検が重要になっていく中、時間短縮・安全性のためにも遠距離で点検できるドローンをどんどん導入していけたら嬉しいですね!

参考文献:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001847.000005889.html

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