テレビや新聞の報道を総合すると、青森市で酒を飲んだ状態で国の許可をとらず夜間に大きさが縦横20センチ、重さ約600グラムのドローンを飛行させたとして、同年9月28日航空法違反容疑で男性が検察に書類送検されました。
2022年8月7日夜、青森市中心部でドローンが飛行しているのを巡回中の警察官が発見し追跡したところ、男性の自宅敷地内に着陸し、アルコールが検出されたということです。男性は、警察の調べに対し「(青森ねぶた祭最終日恒例の)花火大会の様子をドローンで撮影することが目的だった」と話しているそうです。
青森県警察本部によりますと、酒を飲んで無人航空機を飛行させた疑いでの摘発は、青森県内で初めてだということです。
【この事件を踏まえて、ドローン操縦についてのルールを再確認します】
・夜間飛行させる際は事前に国土交通省へ申請し、承認を得る必要がある。
・飲酒(眠くなるタイプの市販の薬を含む)した状態でドローンを操縦してはならない。
・上空150メートル以上を飛行させてはならない。
・人、または物件から30メートル以上距離を取って飛行させる。
・目視の範囲内で飛行させる。
・催し場所(イベント会場)での飛行をしてはならない。
・ドローンによる危険物輸送をしてはならない。
・ドローンによる物件投下をしてはならない。
また、今回ドローンが飛んでいたのは「DID(人口集中地区)」と呼ばれる地域なので、日中の飛行でも国交省の許可が必要です。
これらのルールを守り、安全、安心してドローンを操縦しましょう!